苦境に立つフランス/イタリア車
フランス/イタリアは、その料理やファッションと同じように、美しく魅力的でしかも個性的なクルマを生み出す力には依然としてすばらしいものをもち続けています。
しかし、生産合理化の遅れ、技術革新の遅れ、品質管理の遅れ、中古車情報の増加・・・
そして、世界規模の販売/サービスのネットワーク構築の遅れ等々によって、その競争力は苦境に立たされています。
今後の最大の課題ともいえる安全性や環境保護への対応にしてもしかりです。
同じヨーロッパにあってもドイツとの差は大きいのです。
フランスのルノー、プジョー/シトロエン・グループ、イタリアのフィアット・グループなどはヨーロッパを代表する名門メーカーですが、客観的に見てもその国際競争力は弱いといわざるをえません。
あえて車名は出さないですが(フランス車とだけは言っておきます)、何度もあるはずの検査の関門を無事?潜り抜けて、「クラッチ・ペダル付きのオートマチック車」(当然のことながら、オートマチック車にはクラッチ・ペダルがない)が日本に送りこまれた(それも1台ではなく、2台である!)という事件を私は知っていますが・・・
こうしたにわかには信じ難いことが実際に起こるということは、品質管理面や組織面での遅れがいかに大きなものであるかをはっきり示しています。
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